2016/04/18

飛行機の中での素敵な出会い。

飛行機に乗る時って、
「隣の席どんな人かな・・・どこの国の人かな・・」
って結構気になりますよね。
今までのフライトでも、素敵な出会いがいくつもありました。
イギリスへ一人旅で行った時、
「私、あなたのこと飛び越えられるからどかなくても大丈夫よ!」
と言って、窓際の席から、廊下側の席に座っている私の膝の上を
ジャンプして軽々飛び越えていった、
かっこよすぎるイギリス人のお姉さんや、
どこの国に行った時か忘れたけど、着陸した時に
「Welcome to my country!!」
と笑顔で言ってくれたおじさんなどなど。
ふとした瞬間に思い出して、「元気かな・・」とか考えたりします。
もう2度と会う事はないのだろうけど、
でもこんな出会いも好きだったりします。

今回、成田からブリスベンへ向かう飛行機の中で、
隣の席になったのは、日本人のおばあちゃんでした。
とっても可愛らしい方で、お年を聞くと、なんと76歳!
びっくりー!!!!
しかもまったく英語話せないのに、もう何度も
オーストラリアを訪れているのだとか。
というのも、娘さんがオーストラリア人と結婚し、メルボルンに住んでいて、
今回は、その娘さんの2人目の出産のお手伝いをするために行くのだとか。
「1人目の時もね、お手伝いに行ったんですよー。
その時の子がね、もうこんなに大きくなったんですー!」って
お孫さんの写真をたくさん見せてくださりました。

機内でいろーーーーんな話をしました。
「日本茶が飲みたいけど、なんて言えばいいか分からないから」
「機内食の選び方もよくわからなくて、いつも適当なの」
と言うおばあちゃん。
よし!ここはできるだけのことをして、
おばあちゃんの負担を少しでも失くそう!と思い、
CAさんとのやりとりを、おばあちゃんの代わりにしました。
1度、やりとりをするごとに、
「ありがとうございます。ほんっとうにありがとうございます。」
と、何度も頭を下げられ、なんか申し訳ないような気持ちになりながらも
私も、自分が何をしにメルボルンへ行くのかをお話しました。
「あっちに知り合い全然いないんですよー。へへっ」と言うと、
おばあちゃんが私の手を握って、
「あなたはとても親切です。
こんな心を持っている人は、必ずうまくいきます。
必ず周りが、あなたを助けてくれるから、自信を持って。」と。


やっば泣ける・・・・・(´;ω;`)ウゥゥ

なんていうんでしょうかね、
お年を重ねた方の独特の手の感触と、体温と、声色と、
くしゃっとした笑顔がもう私の涙腺をとにかく刺激してくる・・・。

おばあちゃんに出会えたおかげで、
なんだかとても前向きになれました。
(実は結構すでに寂しくなってた)

その後、おばあちゃんとはメルボルンまで一緒に行き、
(ブリスベンの乗り換えでは、おばあちゃんの娘さんの旦那さん家族が
待ってくれていて、別のターミナルまでの送迎、荷物を預ける手続き、
搭乗口の場所確認まで、とにかく全てのことを代わりにやってくれました。
正直、乗り換えのこと何も調べてなかったのでとても助かりました・・。
ほんと出会いってありがたい!)


おばあちゃんのご家族と無事ご対面し、
連絡先を交換して別れました。

また会えたらいいな。

勇気をくれて、ありがとう。

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